イライラや怒りの感情をコントロールする効果的な方法!脳科学者 中野信子


些細な事でもピリつきすぐに怒る人って、非常に付き合いにくいですよね。

とはいえ、あなたの身の回りに、あなたの事をイライラさせ、嫌でを怒りの感情を掻き立てる人が存在したりしませんか?

例えば、あなたの職場や学校など…

なぜ怒りの感情は生まれるのか?

不条理な事があなたの身の回りで起こると、脳の一番外側の前の方にある新皮質にその刺激が伝わります。

そうすると、ノルアドレナリンという物質が分泌されます。

ノルアドレナリンには、怒り、興奮、ストレスなどを感じさせる作用があり、その作用によりイライラや怒りの感情がエスカレートしてしまいます。

更に、心拍数や血糖値も上がってしまいます。

ノルアドレナリンは、体にはあまりよくありませんが、働くホルモン・戦うホルモンと呼ばれており、やる気を出させる作用もあります。

ですので、ノルアドレナリンが分泌される事はあながち悪い事とは言えず、体と脳を整えてくれる働きもあるのです。

社会性の高い場所にいる際に、イライラや怒りを発散させすぎると、人間関係を破壊してしまう可能性があります。

ですので、ノルアドレナリンは推奨されない物質のように思われがちです。

ですが、実際の所、イライラや怒りの感情は、人間にとって、非常に大切な感情なのです。

怒りにくい人間の方が良いのか?

些細な事では怒らない人というのは、人間的に尊敬されやすい傾向にあります。

また、社会性が強固な世界では、生き延びて行きやすいメリットがあります。

一方で、沢山の荒くれ者がはびこるような場所では、淘汰されてしまうデメリットもあります。

怒りをコントロールする方法

怒らないようにしようと思っても、どうしても怒りの感情は生じてしまうものですよね。

そんな場合の対処法として、環境を変えるという方法以外に、怒りをどう振り分けるかという知恵を人間は使う事が出来ます。

例えば、怒りという感情を、自分の能力を伸ばすエネルギーに変えてしまうといった方法です。

つまり自分を動かす原動力となるリソースをイライラや怒りの感情から得てしまうのです。

「あいつの事を絶対に見返してやる!」

と、自分の気持ちを奮い立て、後に大成功する人は多いものです。

一方で多くの人が、イライラや怒りを感情から

「相手の足を引っ張る」

という行動に走りがちです。

ですが、そんな事をしたところで、誰の得にもなりません。

プラス思考で考えることが重要と言われる所以が、脳の構造に隠されていたなんて、面白いと思いませんか?

プラスに考えられるか、それともマイナスに考えてしまうか…

知的であるかどうかの別れ道であるとも言えそうですね。

怒りは蓄積すると恨みになる!病気にも…

蓄積した怒りや不条理感というのは、後に恨みとして残ってしまいます。

また、自分もその事を助長しているという後ろめたさにも繋がってしまいます。

自分を責めるなどの慢性的なストレスが続くと、脳が委縮するといった恐ろしい事態を引き起こしかねません。

更に、ノルアドレナリンが出っ放しの状態が続き、血管も弱ってしまうといった、健康を害してしまう危険性もあります。

なるべく早く、怒りを振り抜けたり、コントロールする方法を身に着ける事をおすすめします。

イライラや怒りを自分を豊かにする方に振り分ける事が出来るようになれば、これから先、怒りを恐れる必要は、無くなりますからね。

参考図書:あなたの脳のしつけ方  
 
 
 

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