あがり症を心理学的に克服する方法!イチロー選手に学ぶ緊張しない方法! 植木理恵 武田邦彦

あがり症の症状を鎮める方法

あがってしまうと汗をかいて、熱が出てしまうといった症状が現れるような方がおられます。

このような状態になってしまうのは、典型的なのぼせ型といいますか、のぼせる体の中に、熱がこもってしまうような状態だと思うんですね。

このようなタイプの方は、すごくシンプルな方法なんですけれども、氷水で顔を洗う、手をつけるという方法。

体ののぼせを先に取るんですよ。

心ののぼせは、後から付随して取れていくんですね。

そうすると脳のスイッチが切り変わりますね。

あがり症の改善にいい食べ物

あがり症はなかなか治りにくいものなんですけれども、納豆や乳製品を食べると、少しはいいかなとされています。

ノルアドレナリンというのとセロトニンというのが拮抗して、セロトニンがノルアドレナリン以上に急に出るという事はなかなか無いのですが、そのへんのバランスがうまく取れれば、あがり症を抑える事が出来るんですね。

あがり症に効果的な治療法

あがって緊張している状況の時に、周りの人もガチガチに緊張しているという事が分かると、自分の緊張がほどけるという事があります。

あがり症の治療も行われているのですが、治療を一人で行うのと、集団で行うのとでは、まったく効果が違うんですね。

現実的な話で言えば、あがり症を克服する教室に通って、3年くらいはかかるのですね。

あがり症は、口で方法を言って貰えれば克服できるものと思われがちですが、講演で1時間みっちりと方法を教えても、殆ど改善が見られないんですね。

段階的にじっくり直していくと、人前に立ってテーブルに手をつくだけでも腕がガタガタしてしまっていたような人が、3年経つと、平気でベラベラ喋れるようになるんですね。

あがり症は直せるという事を知る事と、ただ直すのには時間がかかるので、3年くらいは必要と考えておくとよいでしょうね。

また、一人であがり症を克服しようとするのではなくて、あがり症の人同士が集まって行う方が、少しずつ良くなっていくんですね。

パフォーマンスにおいての緊張の反対

仕事などになれば、緊張しているから出来ないとは言っていられない、高いパフォーマンスが求められる場面も多くなってしまうものですよね。

パフォーマンスという面から言えば、緊張の反対というのは、集中であるべきなんですね。

集中している時には、緊張のしようが無いんですね、実は。

極度の緊張を抑えよう抑えようとするともっと緊張してしまうため、緊張を感じたらまず、「自分は集中すべき時なんだ」とまず思う事なんですね。

もちろん簡単にはいきません。

簡単にはいきませんが、緊張の反対はリラックスではなく、「集中」であると意識するのです。

集中を高めるために便利な方法

集中を高める便利な方法として、儀式を行うという方法があります。

この儀式というのが、集中という世界に入っていくためのきっかけとなるんですね。

メジャーリーガーのイチロー選手も、あれだけの仕事をしながら、いつも必ずルーティーンを行います。

これも一種の儀式ですね。

グラウンドに入るときに入る側の足とか、バットをこう置くなどと決めている。

そういった儀式で、どんどんと集中力を高めて行くわけです。

ですから、お仕事などの前に、「緊張の反対は集中である」と意識すると。

集中するための儀式というのは、非常に効果的なので、ご自分なりの儀式、ルーティーンというものを決めるとよいと思います。

高見盛関が緊張を止めた方法

ルーティーンワークで有名だった、引退された高見盛さん。

あのルーティーンワークは、緊張を止めるのに非常に効果的なんですね。

一番最初の、2002年の久し振りの幕内で、土俵入りするという時に、手も足を震えて

「これでは相撲は取れない、もう帰りたい」

と思ったそうなんです。

その時に、あのバンバン叩くあのルーティーンをやったら、ピタッと震えが止まって、その日に勝てたんですね。

高見盛さんは、その日からずっとやろうって決めたルーティーンなんですけど。

肩の血の流れも良くなって、体のカチカチの緊張が解けるんですね。

緊張によって、気持ち悪くなったり、頭が痛くなったりといった事を防げるんです

その方法であれば、用意する道具も何もいらないので、便利な方法の一つだと思います。

高見盛さんほど派手にやらないまでも、一つの方法として参考にしてみてくださいね。

参考図書:幸運を引き寄せる行動心理学入門  
 
 

コメントを残す

CAPTCHA